第38回 東海・北陸心理リハビリテイション研究会 研究大会報告
第38回 東海・北陸心理リハビリテイション研究会 研究大会は、愛知県が担当県として、2020年度に実施する予定でしたが、コロナ禍の状況を鑑みて次年度に延期することとしました。
2021年度になっても新型コロナウイルス感染症の蔓延が収まる状況ではなく6月開催の研究大会を再度9月以降へ延期しました。
それでも状況は厳しく、再々延期し2022年2月にオンラインで実施することにしました。研究大会としては、初めてのオンラインでの実施です。
Zoomでの実施でしたが、無償版では、時間と参加人数の制限があるため、事務局と情報担当の牧井直人先生(福井県立福井南特別支援学校)にご尽力いただき有償版での実施になりました。
1.実施日時
2022年2月27日(日) 13時00分 〜 14時30分
2.内容
司会進行:玉井一男(尾張中部福祉の杜)
(1)開会式
会長挨拶 河野文光(岐阜聖徳学園大学)
大会委員長挨拶 猶原秀明(愛知淑徳大学)
(2)事例発表
① 中野由梨(福井県立嶺南西特別支援学校)
特別支援学校の自立活動における3年間の動作法による関わり
― 中度知的障害を有する肢体不自由児の身体的発達と心理的発達に焦点を当てて ―
② 杉浦小遙(愛知県立大府特別支援学校)
ムコ多糖症児に対する身体支援の意義検討
― 身体を通した実践的な取り組みを通して ―
(3)閉会式
副会長挨拶 森崎博志(愛知教育大学)
それぞれの事例発表後には、活発な質疑応答が行われました。
コロナ禍によりオンラインの活用が進みましたがまだまだ普及、定着は不十分だと思います。この機会を活かし、研究会でもしっかりと活用していけるといいのではないでしょうか。選択肢が増えることで研究会の活動がより広がることを期待します
研究大会にご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。
研究大会終了後は、研究大会での幹事会と例年1月に開催している幹事会を合同で実施しました。