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第40回 東海・北陸心理リハビリテイション研究会 研究大会報告

令和5年10月1日、愛知教育大学・次世代教育イノベーション棟を会場に第40回研究大会を開催することができました。

対面とオンラインの同時開催(対面29名/オンライン14名・計43名)とし、以下のような内容で実施しました。

 

【第1部】基調講演(75分)
「やっぱり動作法はおもしろい ~動作法ジジイがコロナ禍で思ったこと~」

愛知淑徳大学名誉教授 二宮 昭 氏

【第2部】シンポジウム(75分)
「多様性の時代における動作法 ~治療モデルを超えて~」
司会:野井 未加 氏(愛知淑徳大学)
シンポジスト:香野 毅 氏(静岡大学) 中島 健一 氏(愛知学院大学)
 
 二宮先生からは、ご自身の50年に渡る動作法の経験談を踏まえながら援助法として動作法の特徴やおもしろさについてお話をいただきました。そして、最後には、今後の東海・心理リハビリテイション研究会について、人材育成の観点から時代に応じた活動を検討していく必要性を指摘いただきました。二宮先生のご講演につきましては、会報に講演録を掲載する予定となっております。
 また、シンポジウムでは、今となって見えてくる治療モデルとしての動作法の限界点をご指摘いただき、香野先生、中島先生より今後の動作法が進むべき方向性をお示しいただきました。時代の変化とともに、月例会や認定キャンプのもち方についても、変えていく必要があることを実感いたしました。講演会、シンポジウムを通して、改めて動作法における「不易と流行」について考える機会となりました。

(文責:愛知教育大学特別支援教育講座 小倉 靖範)

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